『継続は力なり』とはよく言ったものだなと
往々にして名言は短縮されていることが多く、言葉少ない中で深い意味を持っているのだと理解してはいる。
だけどそれにしたって、省略しすぎな名言が多すぎる。
それとも、シンプルな方が頭に残りやすいから座右の銘として持っておくのに便利なのかな。
話は変わるけれど、私は根っからの見栄っ張りだ。
他人に見せる部分はできる限り(当社比)完璧でありたいし、完璧でないものは外に出したくない。
だから適当なものは公にしたくなくてやたらと作りこもうとするけれど、やりすぎて間に合わずに結局適当なものを外に出してしまうことがあるのも確かで、矛盾していることは理解しているのになかなか治らない。
見栄を張ることが一種の癖になっているんだと思う。
一般的にそういう傾向のことを『性格』と呼ぶんだろう。
そういうわけで、ここに載せる用に記事を何本か下書きしてあるのだけど、上の理由から公開できるまでに至っていない。
なんとも中途半端だし、言いたいことがまとまっているわけでもなく、ひたすらに完璧な自分を作りこみたいだけの記事のなりかけであることは否定できない。
なんでもかんでも継続させればいいってわけじゃない。
やめ続けることだって、裏を返せば継続していることと同じようなもの。
煙草をやめることは禁煙の継続だし、同じく見栄を張り続けることも継続のひとつのパターン。
煙草を吸い続けることも喫煙の継続だし、見栄を張らないように意識し続けるのも継続。
反省しても動き出すことをやめている、これも継続になるだろう。
こういうひねくれた「裏を返せば」思考もずっと継続していることで、だからといって力になっているかどうかといえば、ちょっと今のところは判断がつきかねる。
役立っているような、そうでもないような。
言葉も行動も継続も、うまいこと取捨選択の判断ができるようになれたらいいんだけど。